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妖魔交渉人ルカ
小説:羽沢向一  挿絵:亀井
 
妖魔交渉人ルカ
「射精していいなんて言ったかしら?」
淫欲渦巻く鐘ヶ谷家の女たちとともに、
射精を許されない快楽生活!
 
名門鐘ヶ谷家の当主であり、優れた霊能者――流華。
彼女は、自分の妖力を最大限に引き出すため一人の少年を呼び寄せる。
少年は何も知らないまま、流華やその仲間である美しき秘書、可憐なメイドによって、射精のできない快楽へと呑み込まれてゆく。
 
二次元ドリーム文庫11
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN4-86032-138-3 C0193
定価:本体630円+税
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 
「ふふふ、良吾が口で言っても、出すことはできないぞ」
「本当にこらえ性のないこと」
「良吾様の悲鳴を聞いてると、ますますおちんちんがおいしくなるわ」
結枝の舌がキャンディを味わうように、亀頭をなぞった。ひと舐めごとに良吾が蠢くのを確認して、先端の切れ込みを舌先でつついた。
「はううっ! お願い、出させて! 射精させてください!」
「まだよ、良吾様。まだまだ」
結枝が亀頭を指でつまみ、圧力を加えて、鈴口を広げた。先端を開いた亀頭に、厚めの唇が密着して、精液の通り道を吸い上げられる。
「きひいいいいっ!」
良吾は魂そのものを吸引される思いがして、頭が沸騰した。術で動かせない手足の指が敷物の表面を引っかく。射精ができないまま、何度絶頂にのぼらされたか、とても数えきれなかった。
「これだけ霊力を練ってやれば、頃合だろうな」
流華があっさりとシャツを脱ぎ、遠くの床へ投げ捨てた。
主人に合わせて、秘書とメイドも黒と白のブラジャーをはずす。
「ああああ」

本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
 
 
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