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ホワイトプリズン5 湿潤なる蜜林に碧の蝶は舞う
小説:黄 支 亮 挿絵:松沢 慧
 
「南へ、海を渡りなさい」――かっての同胞の導きにより
サイエル群島へと辿り着いたフィオ一行。そこで彼らが
見たものは自由奔放に性の悦びを貪り合う人々の姿だった。
本能のままに女体を責め嬲る蛇に、恥蜜に啜りつく蝶たち。
ただ肉欲の欲するままに、薫り高い淫戯は続く……。
 
ホワイトプリズン5 湿潤なる蜜林に碧の蝶は舞う
あらすじ
ロレーナを離れて、舞台は遥か南へ――。

白い王国の女王、民を教化する聖教の頂点にありながら、黒い怪異とともに消息を絶ったエマ。
彼女を追って海を渡るフィオたちは、怪鳥を操る謎の女たちにいざなわれ、未知の島ガルバへと辿り着く。
そこで彼らを待ち受けていたのは、神殿の厳しい戒律の桎梏から解き放たれ、奔放に快楽を貪り合う性の奴隷たちだった。
楽園の住人から手厚い肉の歓待を受けるポーラ、マレーネ、リディアの三人。
しかし、秘密の森に分け入った彼女たちに、かつての聖王国の重臣シルビアとニーナによって苛酷な試練が課せられる。
強制放尿、搾乳舐啜、果ては女芯を揺さぶる蛇の淫ら責め……。
妖しい蝶が乱れ飛ぶ樹海で、女たちは極彩色の官能に痴れ狂う。
 
二次元ドリームノベルズ057
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN4-89637-089-9 C0293
定価:本体890円+税
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 

「んぐ、んぐ……」

もっとも多くの蛇を引きつけ、責め立てられているポーラがうめく。
女の唇には蛇が出入りを続けている。
乳房と膣、肛門と四匹の蛇にたかられたマレーネも顔を凄絶 に歪め、快感と戦っている。

「ああーっ、あはーっ!」

リディアは快感に対する条件反射であろう、顔をうっとりとさせて二匹の蛇に挿し貫かれた下半身をはしたなく自ら振っている。
三人の女たちは夫を取り戻すという決意とは裏腹に、白昼堂々感じるポイントをえぐられ、こねくり回されて悶絶している。
そしてそのような我慢の利かないあさましい女たちを見たアイシャドウの美しい魔法使いは満足そうに、自分も同じ破廉恥な蛇遊びを楽しんでいる。
「ああっ、素晴らしいわっ、なんて素晴らしい逸材……」
初めての蛇での遊戯で、三人の女たちはこれほどまでに興奮し、悦び、悶絶している。
宴を催したホステスとしては無上の喜びといったところであろう。
「ああーっ、あーっ!」

本文中より抜粋

抜粋文とイラストは一致しない場合があります。

 
 
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