>>戻る
 
漆黒の令嬢シスター 獣魔の贄
小説:空蝉 挿絵:助三郎
 
野蛮な魔犬の贄に供される
気高きゴスロリシスター!!
 
漆黒の令嬢シスター 獣魔の贄
あらすじ
代々続く名門エクソシストの家系に連なる少女・黒百合沙希。
魔を祓う仕事を請け負う少女は、使い魔のリズを伴ってシスターとして潜入した教会で狡猾で残忍な悪魔ディアックと遭遇する。
そして、沙希は卑劣な罠にはまり、拘束されてしまうことに。
その場に召喚された父の仇である魔犬・ギリアムによって処女を奪われ、憎き仇の子を孕まされてしまう気高き退魔シスター。
ディアックに淫らな体質改造を施され、胸に奴隷の刻印を刻まれた令嬢は、リズともども快楽に堕ちていく。
果ては、次々と獰猛な魔犬たちに奉仕させられ、腹の胎動はますます高まっていく……。
誇り高き令嬢シスターは、心身ともに魔犬たちの奴隷へと堕ちていくのだった。
 
二次元ドリームノベルズ202
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN4-86032-287-8 C0293
定価:本体890円+税
 
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 
 「ひぐっ……ぐぅンッ! こんな獣に、私の初めてがぁ……ゆる、さないっ……」
本来なら、心を許した殿方に捧げるべきもの。共に破瓜の痛みを共有し、優しく抱かれて痛みの中にも愛される喜びを見出すことを夢見てもいた。なのに、その痛みすら知ることなく、快楽漬けの中で忌むべき魔族に純潔は無残にも散らされてしまったのだ。
ズルリ、と根元まで胎の中に埋まっていた獣の肉棒が一気に引き抜かれる。見せびらかすように眼前に突き出された太い筋の浮いた幹には、所々に赤い鮮血が点々と絡まり、こびりついていた。
「ひぎっ……! ぐ、くふ……うぅアァッ、ぐくぅぅぅ〜……ッ!」
抜けゆく異物の感触に望まぬ快感を与えられつつ、支えを失った漆黒のドレスを纏いし令嬢は地に尻と背中をしたたかに打ちつけてしまう。めくれ上がったままのスカート。その股からも零れる処女の印。獣に奪われた純潔の血を目にした途端、悔しさとも寂寥ともつかぬ喪失感が少女の胸を襲った。
鮮血をシスター衣装で拭き取られ、赤いシミをつけられる屈辱。もう、自分は処女ではないのだ。目の前の牡に力づくで奪われ踏みにじられたという、信じられない現実。魔性の者に一生消えない傷を胎内に刻みつけられてしまった。
「ゆる、さない……絶対に、絶対にこの手で殺してやる……!」
「フ……いい目だ。初めて我に傷をつけたあの男と同じ、その目が……血がたぎるわ!」

本文中より抜粋

抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
 
 
1つ前のページに戻る
 
KTCトップページへ戻る