『騎士の君』との愛らしさ溢れる恋物語♥

ある事情で聖應女学院に女装して編入することになった妃宮千早。
そんな乙女の園で、七々原薫子という女性と
運命的な出逢いを果たし、親睦を深めていく。

そして夏休みに海へ一緒に出かけたり、
創造祭で行う演劇の練習などをするうちに、
恋人同士になった千早たちは、賑やかで甘い学院生活を過ごしていく――。

七々原薫子との甘い恋路を描くアナザーストーリー集!!

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「あ、気持ちいいです……薫子さんの舌、とっても柔らかい」
 肉舌に温かな唾液を塗りこめられて、弱まっていた勃起がまた息を吹き返したように漲る。元の元気を取り戻したのを見計らい、少女は再び張り詰めた牡を頬張った。
「はむっ…んっ…ちゅっ、んふぁっ、んちゅぅぅっ」
 拙いながらその舌技は彼女らしい精一杯のもので。そんな彼女の精一杯に応えるように、千早もまた少女の花弁に顔を寄せてくる。
 陰唇の両脇に指が添えられ、軽く力を込め割り開かれる。くぱぁっ……途端に花の咲くようにクレヴァスがひしゃげ、内側の鮮やかな桜色が外気へと晒された。
 粘膜質の肉壁は空気に反応してピクピクと痙攣し、彼の指を伝うようにしてさらさらと透明な蜜液が滴り落ちる。その様子はまるで彼の舌に与えられる刺激を待ちわびてでもいるかのようだ。
「ほら、薫子さんの大切なところ、奥の方まで全部見えちゃってますよ?」
「ふぇっ、ひどいよ千早ぁっ…こんな格好してるときに、そんなこと云うだなんて……」
 ペニスを吐き出し泣きそうな声を上げながらも、薫子が千早の顔面から腰を退ける気配はない。少女はもう恋人の舌の虜、与えられる快感のためなら恥辱さえ受け入れられる。
 いや、既にその恥辱さえ胸を焼くような背徳の悦びに塗り替えられていた。無論、それは相手が他の誰でもなく愛する千早だからこそ湧き上がる感情だったが。
「薫子さん恥ずかしいの? それじゃ恥ずかしいの忘れるくらい気持ちよくしてあげる」
 ぬりゅんっ──濡れ舌が粘膜でできた華を覆うようにしてへばりつく。


本文中より抜粋
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原作:キャラメルBOX  小説:舞麗辞
表紙:のり太  挿絵:七輝静樹

判型:文庫サイズ
発行:キルタイムコミュニケーション

通常版
ISBN 978-4-86032-991-4
定価:本体630円+税

テレカ付き限定版
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