甘えん坊でヤキモチ焼きな妹と過ごす最後の一週間!

柳太朗の妹・櫻乃の命はあと一週間。
運命に導かれるようにして辿り着いた不思議なサナトリウム。
兄妹はそこの住人、
木花と一匹の猫と共に残りの貴重な時間を過ごすこととなる。
そんな中、木花と柳太朗がいい雰囲気に。
櫻乃は嫉妬と兄を取られてしまうという焦燥から
内に秘めた淡い恋心を柳太朗に打ち明け、恋人同士となる。
結ばれたその日の夜、身体を重ね愛し合う二人。
心も身体も結ばれた兄妹は
今まで幾度となくやってきた一つ一つの動作が新鮮で、そして幸せだった。
これまで以上に櫻乃に何かしてあげたいと思う柳太朗。
しかし無情にも櫻乃の病気はどんどん進行していくのだった――。

櫻乃と過ごす最後の一週間が始まる。

 
「こんなのが……んっ、ぁ……いいの?」
「ああ。気持ちいいぞ。……そうだ。特に乳首を先っぽの穴の所に擦りつけるようにしてくにくに弄るんだ」
「んっ、こんなので……感じるなんて……お兄さま、変だよぉ……」
 尿道に残っていた精液が乳首に絡まり、濡れた乳首がくちゅりと微かにいやらしい音を立てる。
「そうか? 櫻乃だって乳首を立てて感じてるんだろ? ……ん、そろそろ反対側も味わいたいな」
「わたしは、別に……ふぁ……」
 右の乳首から左の乳首へ。柳太朗の指示通りに移動させて先端を押しつけつつ、櫻乃は自然と熱い吐息を吐いていた。
「ふっ、ぁ……わたしは、んっ……こんな、お兄さまの押しつけられて感じたりなんか……んっ……や……ぁ……」
 否定しつつも、自分から肉棒を勃起した乳首に押しつけ、櫻乃が喘ぐ。
「どうした? 感じたりしないんだろ?」
 指を伸ばし、精液で濡れた乳首をキュッっと抓むと、櫻乃が快感の声を上げる。
 先端だけに微かな刺激を与えられ続け、焦れた乳房は柳太朗の無造作な愛撫にも激しく反応する。



本文中より抜粋
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第二章 看護の末の夢の中
第1回 第2回  第3回 第4回  第5回 第6回 第7回
 
二次元ゲームノベルズ18
原作:ぱじゃまソフト 小説:若瀬 諒
表紙・挿絵:とろろ
判型:新書サイズ
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN978-4-86032-508-4 C0293
定価:本体890円+税
 
 


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