今度はハーレムに痴漢にショタレオ!?
お馴染みの仲間たちと織り成すドタバタエピソード集!!

2学期に入り、すっかり竜鳴館に通う生活に慣れた対馬レオ。
いつものように登校する彼を待ち受けていたのはMTBのタイヤだった!?

結果、この出来事が発端で心と身体が幼児化してしまう。
適応能力の高い乙女たち執行部メンバーはショタレオを可愛がるが、
常識人であり、恋人でもある素奈緒は、
レオの姿に切ない溜め息をついてしまう。
そんな落ち込む"素奈緒お姉ちゃん"を見たレオは……。

その他には、干渉を嫌うはずのなごみが
何故かチカンにその身を任せてされるがままになったり、
真面目で純情な乙女が学ランを身に纏い、
いつもとは違う種類の強気な瞳で迫ってきたりと、てんやわんやの大騒ぎ!

お馴染みのメンバーたちと織り成す愉快なオムニバスエピソード集が登場!!

 
「やっ、お、おねーちゃん……。なにするのぉっ」
 ようやく正気に戻ったレオがなんとか腰を引こうとした。
 だが素奈緒は離さない。むしろ本来より高めな声域で喘ぐ彼氏の声に、きわどいスリルを覚えてしまう。穂先の皮も唾液でふやけて柔らかくなり、内側に蓄えたおしっこの匂いがほんのり漂う。清潔といえないその味にすら興奮した。
 がっしりとお尻を抱えたまま、蔦のように絡ませた舌でにゅるにゅる上下に扱く。
「んぁふっ、やぁ、おねぇちゃ……」
 熱くて仕方ない排尿器官から沸いてくるものが快感だとは知らなくても、それがいけないことだとは分かり、少年は膝をガクガク言わせながら少女の頭を掴んだ。
 もちろん幼くても紳士なので、髪を引っ張ったり突き飛ばしたりはできない。気にすることはなかったが、怯えさせるのはよくないと少女はいったん口を離した。
「イヤだった? 彼氏は大好きなことなんだけど」
 クスリと意地悪く切れ長の目を細める。
 イヤもイイもなく、レオは困惑するばかりだ。そんな彼の可愛い反応1つ1つが、普段真面目な彼女のイタズラ心を刺激した。例の性格悪い生徒会長の嗜好がほんの少しだけ分かった気がする。
「んふ……。子供のうちはあんまり硬くならないんだね。プリプリしてる」
 咥えてしまうとまた怯えさせそうなので、ピンク色にぬめった舌を差し出し、ハァハァと荒い呼吸をぶつけながら、茎胴を舐り上げた。


本文中より抜粋
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#1 バースデイズプレゼント・対馬レオの場合
第1回 第2回  第3回 第4回
 
二次元ゲームノベルズ34
原作:CandySoft 小説:さかき傘
表紙:真広雄海 挿絵:FCT
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN978-4-86032-709-5 C0293
定価:本体890円+税
 
 


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