TOP >> 二次元ドリームマガジン53 >立ち読み 「ピルグリムメイデン外伝 クリムゾン・レインの受難」
 
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ピルグリムメイデン外伝
クリムゾン・レインの受難
小説:狩野景 挿絵:ぽち。
 
(ちくしょう、こんな弱い、連中のをっ!! あたしに、負けたくせに、こんなとこばかり、太い……なんて……)
 武器を全部弾き飛ばし丸腰にしてから回転を上げたチェーンソーを突きつけると、涙眼で怯えていた貧弱な修道士の思いがけない逞しさに動揺を隠せない。
 ペニスを頬張ったまま上目遣いに様子を伺うと、どこにでもいそうな平凡な顔と目があった。
「んうっ」
 まるで恋に陥ったかのように胸がドキドキと高鳴り、顔が灼熱に火照る。
「嬉しいな。あのシスター・レインに俺のちんぽ舐めてもらえるなんて。異端審問局に戻ったら、みんなにも自慢できるよ」
「――んうぅうううっ!?」
 冗談じゃない。そんなことされたら、いままで馬鹿にしてきた他の巡礼聖女や修道士たちにどんな目で見られるか、想像しただけで背筋が冷たくなる。
 なのにまるでその状況を望んでいるかのように、下腹の奥で子宮壺がはしゃぐ。本能を揺るがす甘い脈打ちに脳裏が呆け、気を引き締めていたはずだが思考困難になった。
「んく……はぁむ、んむんむ、んむん。れろ、はぷ。んぐんぐんぐ……」
 一瞬気が遠くなったと思ったら、節くれた竿幹へ熱心に舌を這わせていた。
「くふっ!? ひ……ぅ、いあぁ……」
 
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