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生徒会長と恥獄の放課後
小説:千夜詠 挿絵:カキコ
 

 カシャっ、カシャっ、とデジタルのシャッターの押される音がした。
(嘘……っ、河埜木が写真、撮ってる!)
彼がここにいる状況で予想された事態。それでも覚悟して、自分が他人からどのような白い目で見られることがあっても、姉の幸せだけは守りたい。
「ん……っ、ちゅぷ、はあ、ぺちょぺちょ……」
ぎこちなく舌先で亀頭の先端だけを唾液で濡らしていく。
「むむっ、もう少し、全体を刺激してくれんかの?」
処女は言われるままに実行するしか思いつかなかった。すると唇が牡の粘膜に触れてしまい、鞘瀬は眉根をぐっと寄せる。ベロはぬちゃぬちゃとカリ首に添わされた。するとやっとムクムクと肉茎が反り始めて、硬さが増してくる。
「はあ、大きく、なって……」
少しだけ嬉しさを感じた。男性が猛りだす。男が満足する方法が分かってきたせいだと思った。
カシャっ、カシャっ、とシャッター音が聞こえるたびに、強烈に羞恥が煽られる。ブルマの脇の太股の内側に汗が滲んでくるようだった。
(いや、恥ずかしすぎて、熱い……)
臭いのが気にならなくなってくる。
老人の枯れ果てたような精が漲ってきたように、男が蘇ってきた。
「うおお、わしのが、こんなに……、もう無理だと思っておったのに……」
感動を現す声に、鞘瀬はどうしてか慈愛を触発される。
「はむっ……。口の、中に……」
唾液の煙るような口内を覗かせて、唇に優しく男の先端を包み込んだ。
「ほお、き、気持ち、ええ……」
恍惚を示すような老人の顔を下から上目遣いで見上げ、まだ半分勃ちの肉塊を口内にスロートしていく。
ちゅぶっ! ぢゅぷぢゅぷ……。生々しさが広がり、ほんのりとした柔らかさと硬さの肉の感触が舌上を刺激していった。
(はんっ、はあ……、おしゃぶり、しちゃってる。気持ち……悪いのに……)


 
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