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修道女セラフィナ 淫虐の聖堂
小説:小豆沢亜澄 挿絵:汰尾乃きのこ
 

「さてそれでは、名高い《聖天使》様の身体、どんな味がするものか、たっぷりと賞味させてもらうかな」
 触手が、ぬとぬとと僧衣越しにセラフィナの身体を這い回る。
 柔らかな巨乳をぎゅうっと締めつけ、くびれた腰に巻き付き、丸い豊満なお尻を撫で回す。
「ひぁっ……! や、やめなさいっ! そ、そんなところ、触らないでっ!」
 ぞっとする感触に、セラフィナは悲痛な声を上げる。
 だが、触手はますます荒々しく、セラフィナの肉体の隅々へと這い進んでいく。
 粘液に包まれた触手は、やがて僧衣の内側へと侵入し、セラフィナのすべすべした肌に直接絡みつく。
 びくんっ! 初めて肌に感じる妖魔の感触に、セラフィナの身体が跳ねる。
「あ……いやぁ……やめて、汚らわしいっ!」
 ぷりぷりと張り詰めた乳房を、舐め回すように触手が蠢く。弾力のある柔肉が捏ね回され、今まで感じたことのない刺激が、セラフィナの背筋に走る。
「や、やめ……そ、そこ、恥ずかしい……あくぅんっ!」
「ほほお、取り澄ました僧衣の下に、これほど熟した果実を隠していたか。たまらんぞ、この手触り。こんないやらしい身体をしていて、男に触れさせたこともないとはな」
 好色そのものの表情で、男爵が囁く。セラフィナは、身悶えながら答える。
「あ、当たり前ですっ。この身体は、神に捧げたもの。清らかに操を保ってこそ、神様にお仕えする資格があるのですっ」
「ご立派なことだな。しかしお前の身体は、先ほどから淫売のように私の手を悦んでいるぞ。ほれ、乳首ももうこんなにコリコリと固くなっておるわ」
 僧衣の下で、触手がぬめぬめとセラフィナの乳房の先端をくすぐる。
「な、何を……! か、固くなってなどいません……!」
 セラフィナは懸命に抵抗する。だが男爵の触手は、なおもぬらぬらと修道女の乳房を絞り上げ、勃起した敏感な蕾を嬲りたてる。
「ククク、せいぜい虚勢を張るといい。だが、女の身体は正直だぞ。そら、ここが感じるのだろう、んん?」
 無数の触手に拘束されたまま、セラフィナの身体が大きく波打つ。今まで誰にも触れさせたことのない乙女の乳房。その乳首は、セラフィナ自身が考えているよりずっと敏感にできていた。

 
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