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発情トリニティ 鹿島家の痴情
小説:屋形宗慶 挿絵:チコ
 
発情トリニティ 鹿島家の痴情
「アタシたちが満足するまでがんばるのよ?」
Hゲームのシチュエーションそのままに、
姉・妹・幼馴染みに迫られる少年のハーレム生活!?
 
血の繋がらない姉や妹と暮らす九郎。そんな鹿島家に持ち込まれたノートPCが波紋を起こす。インストールされたエロゲーに触発され、次々と発情する姉妹や幼馴染みにまで迫られて、少年はまるでエロゲーそのままのエッチを現実で味わうことに!?
 
二次元ドリーム文庫36
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN4-86032-242-8 C0193
定価:本体630円+税
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 
 (やべ……イカされそう……)
 彼自身が驚くほど射精欲の高まりは早く、ゾクリと腰の辺りを心地よいものが走る。それに気づいてだろうか。ふと、ペニスを舌で愛撫する彼女たちの視線が同時に九郎に向けられる。発情の色に染まった黒と青の瞳は、牡のエキスを欲して淫靡に濡れていた。
「我慢しちゃってカワイイんだからァ、我慢しないで出しちゃいなさい」
「九郎さんの一番美味しいの、くださぁい」
 ――ベロベロベロベロベロベロベロッ! れろんれろんれろんれろんれろんッ!
 二枚の舌が、まるで舞うように動き出す。鞭のようにしなって、鈴口を執拗に舐め上げる環の美舌。スクリューのように回転して亀頭を転がす耀子の淫舌。絶品の舌戯を交互に食らい、鹿島家の御曹司は為す術なく射精欲を塞き止めていたものが決壊する。
「ああぁッ、やべッ、出る……ッ! あッ、ぐッ……ッ!」
 美女二人の目の前で、欲望の権化が大きくしゃくり上げた。その瞬間、白い奔流が鈴口から迸る。
 ――ぶびゅるるッ! びゅるびゅるッ! びゅっる――ッ! びゅる――ッ!
 二度、三度と、力強く脈打つごとに白い軌跡を描いてスペルマが放たれ、姉と恋人の二者二様の美貌に降り注ぐ。重々しくすらある牡の体液は、肌を焼くのではないかと思うほど熱く、そして牝の嗅覚をくすぐる精臭をむせ返るほど濃厚に放った。



本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
 
 
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