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双子姫のカノン2 the scent of Roses
小説:さかき傘 挿絵:きりさわときと
 
「わらわの椅子になりたくないか?
高飛車な妹姫の襲来で、司&ゴスロリ双子姫の日常はパニックに!?
 

公務の合間に、
司やメイドと愛欲まみれのプレイを満喫する双子姫アリア&シャル。

だがそこに突如、高飛車な妹姫ローゼが乱入、
平和な(?)日々をかき乱す!

幼姫にアリアとの仲を引き裂かれピンチに陥る司は、
果たしてローゼを籠絡することができるのか!?

 
二次元ドリーム文庫114
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN978-4-86032-688-3 C0193
定価:本体630円+税
発売日:2009年1月18日
 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 
「な――! なにをバカな、わらわは……」
「本当に?」
  クスクスと笑いながら、こちらは汗だくでも着たままのブラウスへ手を伸ばしてきた。得意のヴァイオリンでも操るよう優雅な手つきでボタンが外され、そのまま露出した肌を撫でられる。肉付きが薄いうえトロけそうな餅肌が重力で潰れ、厚みと呼べるものはほとんどないが、逆に中央でぷっくり紅を帯びた部分の充血っぷりが目立つバスト。もっと大きくなれとばかり妖しくくすぐりながら、
「司さんの唾液、おいしかったでしょう」
「〜〜……」
  二度も遂げた激烈なオルガスムスを思い返し、キュウッと切く眉を折り曲げるローゼ。
  姉の声には心の深層へ響いてくる魔力があった。だから大好きで、だから敵わないのだ。本能的にウソはつけないと悟り、首を縦に振っていた。
  それにセックスへの憧れめいたものは確かに胸の中に芽生え出していた。見上げればすでに濃密な紅蜜ピストンが始まっており、パンッパンッと汗に濡れた肌同士が音を立てる。ローゼの位置からは、次姉の可憐な小口が歪む様も、卑猥な汁でべっとりな赤黒肉が無数に血管をピクつかせている様子さえ見える。

本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
 
 
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