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もし大財閥のお嬢様が催眠術をかけられたら
小説:大熊狸喜 挿絵:かん奈
 
もし大財閥のお嬢様が催眠術をかけられたら
 
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お嬢様もメイドさんも催眠術で思うがまま!?

 

ある日、催眠術の本を手に入れた執事の少年。
彼はさっそくお屋敷のお嬢様やメイドたちに催眠術をかけていく。

エッチな乗馬訓練をしたり、
パーティーには全員下着姿で参加させたり……。

どうしようもない煩悩エッチが炸裂!

 
二次元ドリーム文庫157
発行:キルタイムコミュニケーション
ISBN978-4-86032-916-7 C0193
定価:本体630円+税
発売日:2010年5月12日

 
立ち読み
※Web公開用に修正を大きくしてあります。
 

「こんなキノコは初めて。でも毒キノコの可能性もある」
 なるほど言われてみれば、初めて見たキノコを口にするのは危険すぎる行為だ。矢緒樹はコインを取り出して、追加の催眠をかける。
「大丈夫ですよ〜、これはしゃぶって味わう新種のキノコです〜」
 アホっぽい言い方もあったモンだと自分でも思いながら、しかし空色髪のシェフは、素直に頷いていた。そしてしばし見つめて。
「……新しい食材は、何でも採りたてを食べて確かめる……ぺろ…」
 熱勃起を丁寧に握ると、先端の割れ目に舌を這わせた。濡れた小さな舌が、ぺちゅり、と先端をくすぐる。
「うぐっ──いきなり敏感なトコロを…!」
 小さな舌先は割れ目の表面ではなく、粘膜といえる尿道を僅かに舐めた。いきなりの刺激に、少年の腰にはギュウっと力が籠もり、更なる血液をペニスへと送る。
「少し堅さが増した。熱も上がっている……先端から液体が出てきた。卵白のような粘りがあって、味もニガい」
 料理人の習性なのか、特に舌での感覚を大切にしているみたいだ。それに淡々とだけど、こんなにしゃべる九香も初めて見た。少女の探求は更に続く。
「さっきより活性化している。もっと舐めれば変化があるかも。確かめてみる」
 まるで報告書のように告げると、勃起を真正面からジっと見つめ、小さな唇を開いた。
 ──……くぷん。
「ぁん……んむむ…」

本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。

 
 
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