| 
   「あ、少々お待ちを」  主君の前に跪いたブライザは、精液と愛液でベトベトになっている逸物を口に含んだ。 「う、うむ、うむ」  丁寧に舐め清めてくれている。  刺々しいほどにきつい美貌でそのようなことをされると、否応なく男の自尊心がくすぐられる。 (まったく、この顔でこんなことされたらたまらんな)  しばし、陶然として奉仕を受けていたエルフィンだが、不意にブルリと震えた。 「ん、どうかなさいましたか?」 「いや、トイレ行きたくなっちゃってね」  バツが悪そうに応じるエルフィンに、ブライザは艶冶と笑った。 「構いません。そのまましてください」 「えっ!?」 「わたくしは身も心も陛下の肉便器なのですから」  恍惚とした表情のブライザは逸物を両手に持ったまま、口を大きく開く。とても離してくれそうもない。  しかし、刺々しいほどの美貌のお姉さんの口内に放尿するというのは、妖しい誘惑である。  ゾクゾクと背筋を言い知れぬ昂りが襲い、誘惑に屈した。 「そ、それじゃ……ゴクリ」  生唾を一つ飲んだエルフィンは、きつい美貌のお姉様の口唇に向かって水門を開く。  ジョー……。  距離が近いこともあって、水の線は狙いたがわず、ブライザの口内に入った。そして、赤い舌の上で弾ける。 
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。  
 |