(こ、ここで生徒会長と……沢城とエッチできるっ) 初体験の期待に、頭の中は挿入することしか考えられない。 生唾を飲み込みながら生徒会長の下から這い出した彼は、そのまま彼女とともに立ち上がり、互いの顔を見つめあってしまう。 幼いながらも活発な雰囲気のする顔は、視線が絡まると真っ赤にさせて俯き、彼が手を引くままに従って、机が並んだ場所へとついてきた。 「ほ、本当にいいんだよな」 「う、うん……もうっ、恥ずかしいんだから、何度も言わせないでよ……」 彼女の瞳を見ながら、そっと肢体を並んだ机の上に押し倒した耕太は、ムチムチとした太腿の間に腰を割り込ませていく。 「ふぁんっ、こ、耕太がわたしを……、すこし怖いよ……」 「だ、大丈夫、俺に任せてくれれば大丈夫だから」 初体験の怖さに、細眉を下げて緑の瞳を震わせた沢城が、さっきまでの大胆さを完全に消して、甘えたような声で話しかけてくる。 処女喪失に対しての怖さ。男には絶対に分からないその怖さを拭うように、できるだけ優しい声で囁いてみるが、耕太だって初めてなのだ。 緊張を解くことも、痛くさせない方法も分かるわけがない。 それに、挿入できるという嬉しさに、ペニスがもう脈動して尿道まで痺れている。 とても、乱暴にしないとは言い切れない状態だ。 「それじゃ、いくぞ」 「…………っ」 緊張を隠せない彼の言葉に、机の上で仰向けになった生徒会長が緑の瞳をそっと閉じ、長いまつげを震わせながら頷く。 グリュ……グプッ…………ジュリュジュプ……。 「くぁああっ! 入って……わたしの中に……熱いのが入って……んううっ」 スカートを捲り、指で探り当てた秘孔に亀頭を押し付け、そのまま力を込めて小さな肉輪を押し広げた途端。彼女の肢体がわずかに硬直し、形のいい唇から呻くような声が聞こえてきた。 力を抜いて広げてくれた太腿には、内腿筋が浮き上がって震え、白いニーソックスと片足に巻きついたハイレグショーツとともに、細い美脚の艶めかしく彩る。 「さ、沢城……」 「んあっ……あぐっ……うっ!? はぐぅううううっ!?」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
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