「……跨がなきゃ……ダメなのですか?」 「今日はそう言う日なのです……」 どう言う日だよ。 けれどキースの事を信じるしかないナイアは「ふうぅ……」と目に涙を溜め、その顔の上を跨いだ。 キースの顔の真上に豹柄紐ビキニアーマーのクロッチ部分がやってくる。 「いいですよ姫様、そのまましゃがむんです」 「しゃがむ!?」 「そうです。俺の顔に座るように……俺の口に舐めて欲しい所を押しつけるように!!」 変態が叫んだ。 「できません……できませんできませんっ!!」 必死に首を振って拒否をするナイアに、 「俺を、信じて下さい」 これは少女の脚の間にいる男が言った台詞である。ナイアが股下に視線を送ると、真面目な顔のキースが自分を見上げていた。 「そん……な……わたくし……」 じっと見られている。そして見つめられるだけでもう何も言ってこない。 「はうぅぅ……キース様……お許しください」 お許しくださいもなにも、それを求めたのはキースである。 しかしナイアには、自分のせいでこんな事をさせているのだと言う気持ちがあったのだ。 目を瞑りキースの顔の上にしゃがみ込む。両脚を開き膝を曲げ、股の部分をキースの口の部分で合わせる。体重はかけないように気をつけた。 白金髪ツインテールの豹柄紐ビキニアーマーを着た王族貴種エルフがウンチングスタイルで男に顔騎を行っている。属性が多すぎてちょっと混乱しそうな感じだ。
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵イラストはWeb用に修正してあります。
|