「以前、おまえはわたしの体に魅了されない男はないと断言したわ。さて、おまえはどうなのかしらね」
「……」
挑発的な笑みをたたえたメロディアは反り返って自らの乳房を両手で持ち、軽く揉み解す。
「わたしを決して抱かないというあなた。わたしに魅了されない男はいないといったあなた。この矛盾の答えを知りたいわ」
石の椅子に鎖で巻き付けられて動けぬ男に見せつけながら、トップレスの王女さまは両の乳房を揉んだ。
「はぁん」
男の視線を意識しながらわざとらしい吐息を漏らしたメロディアは、自らの右手の指先を口元に持ってくると、卑猥に舌を出してペロリと舐めた。
その唾液に濡れた人差し指と中指の指先で、自らの乳首を摘まむ。
シコシコと扱くとたちまち、朱色の乳首はツンと牛の角のように飛び出した。
「ああん、乳首って勃起してから触るとすっごい気持ちいいのよね」
その勃起した乳首をさらに弄び、メロディアは恍惚の表情を浮かべる。
「メロディアさま、おやめなさい。はしたないですよ」
椅子に縛り付けられたシュナイゼルがたしなめるも、メロディアは無視した。
それどころかビンビンに尖ったピンク色の乳首を、陰気な側近の鼻先に差し出してくる。
「あなたが毎日揉んで大きくしたおっぱいよ。自分だけのものにしたいと思ったことはないの?」
「恐れ多いことでございます」
「もう、バカにして」
動けぬ男の前からいったん乳房をひいたお姫様は、今度は赤い紐パンに手をかけた。
鎧姿のときからさらしている、いわゆる見せパンである。軍靴が太腿の半ばまであるため、紐パンでないと用を足すのが難しい。
「ふふ〜ん♪」
渋い顔をするシュナイゼルの見守る中、メロディアは鼻歌混じりに気取った仕草で紐を引く。
ハラリと紐がほどけ、毛の一本も生えていない純白の肌に走った亀裂がさらされる。
本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
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