シュシュは真っ直ぐ伸ばした脚を広げ、さらに激しく下着の中で指を動かした。中指と薬指で縦溝を擦り、ぷっくり膨らんだ淫核をクリクリ転がす。
「は、あっ、んぁ……くぅン」
自分の甘い喘ぎが頭の中に響いて、さらに欲情を煽り立てた。性器から生まれた快感が背筋を駆け上り、全身をピクピク痙攣させる。
それでも、シュシュの自慰で重要なのはやっぱり胸。五本の指で、乳房を麓から頂上に向かって搾り上げる。それを何回も繰り返し、先端の突起を乳搾りのように扱く。
「はぅ、あぅっ。あそこ、おっぱい。はぅ、あぅ、んぁあぁぁん」
「すごい……本当に…………」
あまりにも本気の自慰に、最初は薄笑いだったマノンの顔も真剣になってきた。呼吸が深くなり、欲情の伝染を堪えるかのように、その細い身体を両手で抱き締めている。
一方ソフィアは、何度もシュシュに手を伸ばしかけたり引っ込めたり、あるいは落ち着かない様子で周囲を見渡したりと、よく分からない挙動を見せていた。
「シュシュ様、このような場所での自涜行為はお勧めできません。いや、しかし……」
マノンの目を気にしているのは間違いない。それでも彼女の視線を阻止できずにいるのは、他に魔獣や野獣がいる可能性を考慮して、警戒を解けないからだ。そうでなくても、こんな状態のシュシュを村に連れ帰ったら、好奇の目に晒すことになる。
結果、この場で淫欲が収束するのを待たねばならず、手をこまねいている状態。
(あんまり表情が変わってないけど、相当に困ってそう)
悶えながらでも、その程度は察しがつく。だからといって自慰はやめられない。やめたくても手が止まってくれない。
「そ、それなら早く終わらせれば……。はぁうん、はぁぁぁうん」
両手の速度を上げた。右手で淫核を、左手で乳首を激しく捏ね回す。普段ならばもっと時間を要するところ、マノンの媚薬唾液の効果で一気に絶頂が迫る。
「あ、あ、あっ……! また来る。あれ、出る……出ちゃう……。見られちゃう……!」
「へえ。何が出るの、お姉さん。お漏らしでもしちゃうのかなぁ」
うわ言のようなシュシュの呟きを聞きつけ、マノンが期待に満ちた目で股間に顔を近づけた。だけどあいにく、そっちじゃない。
「ふぁ、ふぁ! イク、はぅ、いきゅうぅぅん!」
絶頂の甘い痺れが全身に走った。両脚がピンと伸びる。そしていつものように、突き出された胸の先端から白い噴水が舞い上がった。
「はぅん。出てる! おっぱい、はぁぁぁン!」
本文中より抜粋
抜粋文とイラストは一致しない場合があります。
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