身体がどんどん淫らなものへと作り変えられていく。それが、こんなにも心地よいものなんて──。
(りょう、すけ……たすけてっ……このままじゃ私、もう……だめに、なってしまう……っ)
そのときだった。
『──ぅか……? 京香……? 聞こえるか?』
(え……う、うそ……遼佑……?)
まさに思い浮かべた想い人の声が脳裏で反響する。幻聴ではない。お互いの絆を深めた退魔師同士だけに可能な”念話”と呼ばれる連絡手段だ。
『お前今どこにいるんだ? 保健室にもいねえし……もう昼休み終わっちまうぞ』
頭の中で溜息をつく遼佑の声。いつもなら憎まれ口の一つでも返すところだが、
「どうしたキョーカ、ケツ穴アクメ気持ちよすぎて言葉も出ねえか?」
なにも知らない村瀬がいやらしい笑みを浮かべてゆさゆさと腰を揺らす。
(だ、だめ……今はぁ……っ!? あ、うあああ……っ!)
吐き出されたばかりのザーメンが、アナルの奥でぐちゅぐちゅと掻き混ざられる。村瀬の腹の上でいいように転がされているこんな状況で思考がまとまるはずもなかった。
『ご、ごめん……遼佑……っ! ちょっと、調子悪くって……んんんっ!』
それだけ返事をするのがやっとだった。急にしおらしくなった京香をさらなる快楽に堕とそうと、村瀬がさらに激しく腰を上下に躍らせる。
「ヘヘヘ、安心しろよキョーカ。漏らしたくらいじゃ俺は引かねーからよ」
「だま、れ……! 終わったんなら早く、あっぐぅぅ……! その汚いの、抜けぇぇ……っ!」
「馬鹿か? たった一発で終わるわけねーだろ。こんないい身体そうそうありつけねえからなあ……じっくりゆっくり、俺のザーメンで腹ン中パンパンになるまでケツハメしてやるから覚悟しろよ」
ずぷ、ぬぷっ……ずぶぶぶっ!
早くも二度目の射精を試みようと、ビクビクと蠢きながら京香の肛内で肉棒が太く硬く育まれていく。
「ンンッ──!? ううっああアアッ……♥」
本文中より抜粋 抜粋文とイラストは一致しない場合があります。 ※挿絵はWeb用に修正を強くしてあります。
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